それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【完全版】2 を読んで。

前回の続きです。

ヤマモト・ヨーコ 2巻

完全版2巻は、文庫版の「桜月夜のシンデレラ」(WAVE:5)と「さいはてのメリーゴランド」(WAVE:6)と新作短編(WAVE UNKNOWN:1)を収録してます。

2巻のお気に入りはWAVE:5,6での洋子の小悪魔っぷり。「気の強い女の子は嫌いですか?」とか「……じゃあ、また踊ってくれる?」などと男を振り回すあたりはまさにツンデレ。文庫版が発売されたのが1994年みたいなので、当時ツンデレという言葉すらなかったときにこの表現をしていた作者は偉大ですね。

1巻読んだ時にも思ったのですが、洋子の画も性格も涼宮ハルヒとかぶってると思うのは私だけ?順番で言うと洋子の方が先ですが。とりあえず、本読んでる時はハルヒの声が脳内再生されてます。

翻って不憫なのはTERRA側エースとして登場したシルヴィー。最新鋭艦を手に入れるも岩塊に衝突してKO、津波に巻き込まれてKOと、まともに戦うことすらできず全くいいところありません。テンツァーも小物臭がぷんぷんするし、エースからネタキャラへの道まっしぐらでございます。

この巻から超古代文明オールドタイマーに現実味を持たせ始めましたね。得体の知れないものが外宇宙にいるorやってくるというのをどう書いていくのかこの先も楽しみです。



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