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zsh 設定 - 補完 -

zsh 使うなら強力な補完機能はとりあえず使っときたいですね。というわけで、下の設定は是非やっておきましょう。 入力補完 autoload -U compinit compinit  シェル上でコマンドやファイル名を途中まで入力して [tab] キーを押すと、入力候補がリストアップされたり補完されたりします。 zsh で compinit を有効にすると、上記に加えコマンドのオプションも補完対象になります 。 下の例だと mkdir のオプションを忘れてしまった時に - (ハイフン)まで入力して [tab] を押すとオプションのリストが表示されます。 # mkdir -[tab] --context  -Z  -- set SELinux context --help         -- display help information --mode     -m  -- set permission mode --parents  -p  -- make parent directories as needed --verbose  -v  -- print message for each created directory --version      -- display version information #   あとは、 man コマンドの引数としてのコマンド名も補完してくれたりします。とにかくなんだかよく頑張ってくれるやつですので困ったときは [tab] を押してみましょう。 コマンド訂正 setopt correct correct は コマンドの入力間違いを訂正してくれる機能です 。 例えば、 ls を間違えて sl のように入力してしまうと「ひょっとして ls では?」と尋ねてきてくれます。 # sl zsh: correct 'sl' to 'ls' [nyae]? y anaconda-ks.cfg  a.out  install.log  install.log.syslog # correct_all というオプションもあり、それを設定するとコマンドだけでなく入力行全部が訂正対象になるのでファイル名間違いの修正候補を出してくれるようになります。 まあ、ファイル名は普通 [

これから zsh 始めようとする人へのおすすめ zshrc

Linux 使う方はデフォルトの bash を使う方が多いと思いますが、私は zsh を使っています。 この zsh というもの、 bash や tcsh と比べても高機能かつシェル単体でテトリスができるくらい多機能なんですが、いまいち流行る気配がありません。 なぜかというと、できる機能が多すぎて調べるの疲れて使うのをやめてしまうんですねーきっと、私は何度も挫けてます(笑)    # man zshall   でマニュアル読破して理解して使いこなせる人がどれだけいるんでしょうね? というわけで、 zsh の設定を深追いしようとすると大抵の人は途中で挫折すると思うんですが、最低限これだけやっとけば zsh の恩恵にあずかれる(気がする)&シェルでの作業効率がアップする(に違いない)という zshrc を晒そうと思います。コンセプトは シンプル で 使いやすく ! zsh 使ってみようかなと思ってる方はどうぞ。 設定の意味については今後数回にわけてぼちぼち書いていこうと思います。 参考にしているサイトはこちら。 zsh マニュアル 英語の zsh マニュアルです。 漢のzsh 結構有名な zsh まとめ記事です。文章が秀逸なんで読んでて苦になりません。 【関連】 zshrc zsh 設定 - プロンプト - zsh 設定 - 補完 - zsh 設定 - 履歴 - zsh 設定 - エイリアス - zsh 番外編 - tetris -